朝夫の朝活

独断と偏見による音楽の楽しみ方のご提案。インスト中心ですが、インディーズシーンの注目バンドやいったライブ、仕事(ブッキング)などについても書いていきます。

Party the Playwright2020いってきた。

インスト音楽に注目するようになってから久しい私ですが、
最近のムーブメントを感じていました。

80年代 カシオペアT-SQUAREなどのフュージョン
90年代 スカパラ、ブラックボトム
00年代 quasimode、ソイル、PE'Z、スペアザ、JABBERLOOP
10年代はfox capture plan、TOCONOMA、TRI4TH、カルメラPOLYPLUS、bohemianvoodoo…

もろに個人的主観ですが、インストバンドが増えてきている。かつ、シーンとして確立されていると思うのです。

※このバンドを忘れてもらっては困る!という方はコメント下さい。

 

その2010年代のインストバンドの大半が、ディスクユニオンのレーベル「Playwright」からリリースされている!という事実を、割と最近になって知りました汗
そんなPlaywrightが3Daysイベントを行うとのことで、初日に行ってきました!


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3Daysのうちの初日のみなので、全バンドを網羅してまとめることができませんが、
全体的な感想をまとめてみました!

 



◆1つ1つのバンドが個性が立っている。

初日のメンツは
POLYPLS、YoYo the ”Piano Man”、The SKAMOTTS、colspan

そしてMC:岸本亮from fox cature plan

初日だけ見ても、ブリンブリンのエフェクティブJAZZ、スカ、ギターリフ、人力swingJAZZと、インストといえど個性豊かなバンドが揃っているという印象。
オーディエンスも各バンドのノリに合わせて笑顔で乗っているのが印象的でした。

全体通して言えるのは、、、
どのバンドもエキサイティングなプレイを披露していた事。
メンバー同士がバトルし合うような刺激的な演奏を目の当たりにして、
客席も前のめりになりました。
ボーカルがいないがゆえに、演奏だけで客を引き付けなければならないがゆえ、演奏の熱量が高かった!


◆レーベル愛がつよい。(上下関係もw)

初日の客席にはレーベルトップの谷口さんや当日の出演者がステージをみまもっていたのはもちろん、後日出演すGecko&Tokage Paradeのメンバーも。
またステージ上では先輩から後輩へ、また後輩から先輩へのテキーラの応酬。
いい意味で上下関係がしっかりとしているようです。
なお後日談ですが、Geckoのベーシスト、中山さんのリュックには本イベントのPassが貼られていました。

 

◆インスト界の仕掛けが連鎖している。

今回のParty the Playwright

これにつづいて、ステージ上でカルメラ/POLYPLS 辻さんも話題に上げていたCoFuFun FES.
また昨年開催され、今年も開催決定となったADAMatさん主催 INST-ALL FES.
と、インスト界隈のバンドが主体的にイベントを作り上げていっています。

 

今回ご紹介したPlaywrightを中心に、インスト音楽業界の発展がますます楽しみ。

皆さん、ぜひライブにいって生で音圧を体感してみてください。
インストは楽器が主役なので演奏の熱量が段違い。
ストリーミングで聴くのと全然ちがうから!!